カテゴリ:ワインへの想い( 7 )

3.11(水)19時 ひとつのワインで繋がる ~VIN de MICHINOKU~

今年もやってくる3月11日。
忘れようとしても忘れられない未曾有の大震災でしたが、
月日の経過というものは徐々に、私たちからその記憶を奪っていくのかもしれません。

東日本大震災から4年。
あっという間だったような、ずいぶん昔のことだったような。
忙しい日常に身を置いているとついつい流されてしまいがちですが、
大切なのは決して忘れないこと。風化させないこと。
そのためにも年に一度、同じ空のもと、大切なことに思いを馳せて、
みんなの気持ちがひとつに繋がれば。

そのきっかけとして
「そこにワインがあればいいな。」
「ワインには人を繋げる力がある。」
そんなふうに思いを同じくする仲間たちが立ち上がり、
フランス ロワール地方のティエリー ピュズラとオリヴィエ ボノームに
助けを借りた“キュヴェ東北2011年”が昨年誕生しました。

順調にいけば今年は“キュヴェ東北2012年”をこの日に開けるつもり
だったのですが、天候に恵まれず醸造するに足る収穫ができずに
リリースされる事がなくなったそうです。

そこで生まれたのが東北6県の葡萄を混ぜて造った、
VIN de MICHINOKU
醸造元は山形のタケダワイナリーさん。
山形、岩手のマスカットベイリーAと、
秋田のワイングランド、
青森、宮城、福島のヤマブドウを使用。

2015年3月11日(水)19時に、熊本から北海道まで160を超える飲食店で
一斉に開けられます。
※3/11(水)が定休日のお店もございます。お店へご確認ください。
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飲み方・楽しみ方は各店それぞれ。ひとつの同じワインを、
日本中で、同じ空のもとみんなで飲む。
いつものワインとは少し違った何かを、感じていただけるのではないでしょうか。
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大阪のワインショップFUJIMARU各店(日本橋、天満橋、京阪くずは店)にて、
19時からVIN de MICHINOKUをお飲みいただけます。
(※島之内フジマル醸造所と東京浅草橋店は11日定休日のため12日以降の提供となります)
またショップでは購入も可能です。
みなさまのご来店、お待ちしております。

Dai Aramaki

<VIN de MICHINOKU をご提供して頂く飲食店様> 3/8現在
※随時更新される予定です。最新情報はこちらのブログをご覧ください。
★長崎★
『アンペキャブル』様

★福岡★
『出谷右衛門
』様
『鳥次』様
『あじさわ』様
『ECRU』様
『イル・フェ・ソワフ』様
『D&DEPARTMENT FUKUOKA』様
『FIGO』様
『サフラ』様
『山下ワイン食道』様
『クロマニョン』様
『ユメキチワイン』様
『ル・ルビー』様(北九州)

★熊本★
『瑠璃庵』様

★徳島★
『VIVANT』様

★香川★
『メロバー』様

★広島★
『境町バル』様
『旬の畑食堂』様
『コーダリー』様
『ディレット』様
『ポルコ』様
『シェーナ』様
『むしやしない』様
『あんべぇ』様
『田心』様
『ピナコテカ』様
『hanawine』様

★京都★
『魚とお酒 ごとし』様
『sketch』様
『シトロン・ブレ』様

★大阪
『にこらしか』様 ※3/12(木)以降
『マツケン食堂』様
『ミッシェル・ヴァン・ジャポネ』様
『ラ・キアーヴェ』様
『ビストロ・カメキチ』様
『Bistrot a vin DAIGAKU』様
『中国菜 月泉』様
『土佐堀オリーブ』様
『(食)ましか』様
『ポコアポコ』様
『パセミヤ』様
『クイントカント』様
『パルゴロ』様
『たこりき』様
『サロン・ド・ヴァン・アワイ』様
『フジマル醸造所 京阪くずは店』様
『アントワーヌ』様
『あてぃっく』様
『クルラホン』様
『島之内フジマル醸造所』様 ※3/12(木)以降
『ワインショップ&デリ フジマル天満橋』様
『ワインショップ&テイスティングバー FUJIMARU 日本橋』様

★奈良★
『ラ・ソスタ』様 ※3/12(木)以降

★兵庫★
『エスキーナ』様
『コクリコ』
『オステリア ハナタニ』様
『ビストロ ギャロ』さま
『ドゥプレジール』様 ※3/12(木)以降

岐阜
『ワイン食堂 bistro vita ビストロ ヴィータ』様(大垣)
『和らん』様(各務原)

★滋賀★
『J'sワインバーMIJ』様
『パッソ』様

愛知
『GOCCIA PONTO ゴッチャポント』様(一宮)
『Ricco リッコ 』様(国際センター)
『Olmo オルモ』様(国際センター)
『Pérouges ペルージュ』様(国際センター)
『風月』様(国際センター)
『vinvino ヴァンヴィーノ』様(伏見)
『osteria il punto オステリア イル プント』様(栄)
『JOE'S KITCHEN ジョーズキッチン』様(栄)
『Rojoc ロジョック』様(栄)
『食堂ハタケタナカ』様(栄)
『Dio ディオ』様(新栄)
『オータンブリエ』様(新栄)
『Casa de Lazo カサデラゾ』(大曽根)
『洋食や なかむら』(浄心)
『nocake. ノカケ』(鶴舞)
『Shanties シャンティーズ』(池下)
『とりこころ』様
(池下)
『AL Fortuna アルフォルトゥーナ(覚王山)
『FUCA フーカ』様(豊橋)

★長野★
『クチーナ にし村』様(松本)

★山梨★
『ナチュラリア』様(甲府)

★徳島★
『ヴィヴァン』様

★神奈川★
『赤い店』様
ビーノ』様(鎌倉)
ピルグリム(石井英史)』様(鎌倉)
ボータン』様(鎌倉)
エッセルンガ』様(鎌倉)
オステリア コマチーナ』様(鎌倉)
トレス』様(鎌倉)
Oui Oui』様(鎌倉)
ビストロ OSHINO』様(鎌倉)
ピッツァDADA』様(鎌倉)
ラ ルーチェ』様(鎌倉)
『畔家』様(鎌倉)
『ルナ ピエナ』様(大船)
『NAVE』様(大船)
『新道亭』様(逗子)
『ロアジ』様逗子)
『harukucchii』様(藤沢)
『Bar Pancho』(辻堂)
『パリエッタ』様(茅ヶ崎)
『オンダ』様(平塚)
『ルフラン』様(大磯)

★東京★
『祥瑞』様   『ピヨッシュ』様  『ワルツ』様
『楽記』様   『オルガン』様   『マチルダ』様
『葡呑』様   『ウグイス』様   『あじる亭』様
『二毛作』様  『アヒルストア』様 『メリメロ』様
『モンド』様  『リベルタン』様  『キナッセ』様
『まちのパーラー』様 『クォーレフォルテ』様
『ユメキチ神田』様 『ヴェール ヴォレ ア トーキョー』様
『オージオ ソット』様 『おーどぶるハウス』様
『GATSBY』様 『boji』様 『三茶呑場マルコ』様
『ウルラ』様 『FUJI STORE』様
『ワインショップ&ダイナー フジマル浅草橋』様 ※3/12(木)以降

★千葉★
『F(エフ)』様

★新潟★
『ラパーチェ』様

★福島★
『レガレット』様
『ラ セルヴァティカ』様
『オステリア デッレ ジョイエ』様
『ダイニングキッチン月海(ルウ)』様
『SAKE&SAKANA MUME』

『Soupe』
『カノヴァ ・アズーロ』

★宮城★
『ワイン食堂NOTE』様  『ブラッセリーノート』様
『自然派ワインと炭火ビストロの店NOTE』様
『のんびり酒場ニコル』様  『小福』様
『土筆』様  『立町 つくし』様  『ムジカ』様
『イル クオーレ』様   『アル フィオーレ』様
『ビストロ アン セルクル』様   『シヅクトウヤ』様
『カフェ・エ・デリ・チルコロ』様  『氏ノ木』様
『ラトリエ・ドゥ・ヴィーブル』様
★山形★
『あげつま』様    『イル コテキーノ』様
『ひつじや』様(村山)『海豚』様(米沢)『食道ささき』様(酒田」)

★岩手★
『イタリア小料理屋 il compleanno』様
『otto』様
『Neuf du Pape』様
『バルバーレ』様
『BOCHIKA』様
『Mine』様

★秋田★
『エノテカ オルモ デル カウカソ』様

★青森★
『アル チェントロ』様
『アグレアーブル』様
★北海道★
Colz』様(函館)
『ポスト』様(函館)
『二代目佐平次』様(函館)
『BIRD WATCHING (バードウオッチング)』様(札幌)
『French Panda』様(札幌)
Gris』様(札幌)
maruyama檀』様(札幌)
Q(キュウ)』様(札幌)
W27』様(札幌)
『ズッケロ』様(札幌)

<VIN de MICHINOKUをお取り扱い頂く酒販店様>
★福岡★
『とどろき酒店』様
福岡県福岡市博多区三筑2−2−31
092−571−6304

★広島★
『ハナワイン』様
広島県広島市中区上八丁掘4−28
082−222−6687

★大阪★
『ワインショップフジマル』様
大阪府大阪市中央区日本橋2−15−13
06−6643−2330

★京都★
『エーテルヴァイン』様
京都府京都市左京区岡崎最勝寺町2−8
075−761−6577

★愛知★
『ペシコ』様
愛知県等やシ名東区照が丘21 TM21 1F
052−777−5778

★神奈川★
『エスポワしんかわ』様
神奈川県横浜市青葉区榎が丘13−10
045−981−0554

『鈴木屋酒店』様
神奈川県鎌倉市由比ケ浜3−6−19
0467ー22ー2434

★東京★
『ジャジャ』様
東京都渋谷区恵比寿2−6−30 1F
03−6277−4836

『ワインストア』様
東京都目黒区中目黒3−5−2
03−6451−2218

『Dive to Wine jingu-mae』様
東京都渋谷区神宮前3−1−21
03−6319−1915

『伊勢丹新宿店 フェスティヴァン』様
東京都新宿区新宿3−14−1 伊勢丹新宿店本館B2F
03−3352ー1111

★福島★
『古川クラ酒店』様
福島県いわき市植田町中央1−1−15
0246−63−3362

『吉田酒店 オネストテロワール』様
福島県石川郡浅川町大字浅川字本町70
0247−36−2003

★宮城★
『リカネスト国分町店2F ヴァンエボヌール』様
宮城県仙台市青葉区国分町2−6−18
022−265−8191

『ワインハウス ブウション』様
宮城県仙台市宮城野区元寺小路210
022−257−2331

『佐藤商店』様
宮城県仙台市青葉区八幡2−21−29
022−234−2468

『ワインストア ブドウの木』様
宮城県仙台市青葉区広瀬町3−48
022−796−2293

★山形★
『酒屋源八』様
山形県西村山郡河北町谷地字月山堂684−1
0237−71−0890

★秋田★
『地酒の村井』様
秋田県由利本荘市石脇字石脇238
0184−23−1075

★岩手★
『山田酒店』様
岩手県盛岡市開運橋通1−38
019−624−2214

★北海道★
『円山屋』様
北海道札幌市西区山の手2条1−1−5
011−633−0808

by wine-fujimaru | 2015-03-08 18:33 | ワインへの想い | Comments(0)

こんなワインが好きです

ひじょーに長らくブログをご無沙汰していました
福井でございます。

Facebookで気軽にアップできるのを良いことに
ついついアップをサボリまくっていました。。。。。

なんだかイベント案内板みたいになってしまって申し訳ないです


ちょっと思うところがあって
たまにはブログに書いてみました




色々な場面で

ビオだからどう とか
自然派だからどう とか
賛否両論意見が飛び交っています
つい先日も......


未だに明確でない言葉でグループ分けされて
イメージが出来て

なんだか寂しいなぁ と思った今日この頃


こういった言葉が多く語られ初めて10年以上経ちますが
未だに釈然としない人も多いですよね?


代わりになる良い言葉が見つからないなら
それらを指す言葉自体が不要で
追い求める事自体がナンセンスなのでは
と考えるのは乱暴でしょうか?


とっくに気付いてる人にとっては今更ですね



まぁ、そんな話しはさておき


私としては 品種、産地に関わらず
飲み心地の良さを一番大切にしたいと思っています

ある意味食感の良さの様なものかもしれません
(当然ある程度の健全さが前提で)


これは、あくまでも私が
生活の一部の”飲み物”として好きだからであって

当然、他の人が違った観点から捉えると
また別の存在になるのも理解はできます



ただ

濃い軽いに関わらず

口に含んだ時から喉を流れ落ちるまでの間

少しの淀みもなく

するりと流れ落ちるように飲み込める




そんなワインが大好きで理想のワイン


旨みが強いとか
酸がしっかりとか

他にも好みのポイントがありますが
やはり心を動かされる時はこの部分が一番大きいです



要するに
アレが多すぎると絶対に出ない舌触りな訳ですよ。。。。




今日、そんな好みのワインを
また一つご紹介頂きました




BROC CELLARS / 2012 Vine Starr Zinfandel Sonoma County
ブロック セラーズ / 2012 ヴァイン スター ジンファンデル ソノマカウンティ―

黒い果実、カリフォルニアで食べたオレンジの風味を懐かしく思い出しています。
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                                      E.FUKUI
by wine-fujimaru | 2013-12-06 21:02 | ワインへの想い | Comments(0)

ワインの保管状況について

なにかと慌ただしくしながらも、なんとか移転オープンを迎えることができました、
日本橋のワインショップFUJIMARU。

まだまだ整理や売場作りなどこれからですが、
今回はワインの保管状況について、画像とともに
ご紹介したいと思います。
(ナビゲーターは、普段パピーユ・ジャポネーズにいる荒槙です)

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長くなりますので、続きはこちらから。
by wine-fujimaru | 2011-11-27 21:23 | ワインへの想い | Comments(0)

勉強会?

ゆっくり味わう事でイメージを変えてほしいワインが沢山あります。
特に、試飲会ではそのポテンシャルを充分に発揮しないワインや
生産者の経験と共にがらりと印象の変わったワイン。
リリースしてから時間が経ちその真価を発揮し始めたワイン。
私たち飲み手側の好みの変化によって感じ方が変わるワインもたくさんあるでしょう。

自身の味覚を信じてじっくりとワインを味わった時にどう感じるのか?
そういった機会を提供する事も私たちの大切な仕事の1つだと考えています。
大事なのはその味わいに何かを感じてもらえるかどうか
そして、人は何かを感じれば他の誰かにその事を伝えずにはいられないとも信じています。

もう随分と前の昔話しで恐縮ですが
レストランでサーヴィスという立場で立っていた頃
お客さまの方がより自由で、懐の広さ・深さを持っている事に気付かされました。
プロよりも上手に新たに出会ったワインの味わいを1つの飲物として楽しんでいました。

もちろん色んな好みの方がいらっしゃいます。
ただ、紹介する立場においては、飲み手の選択肢を狭めることなく、
もっと自由に、様々な個性を持ったワインと触れ合うチャンスを増やしたい。
それがワインの持つ最大の魅力である多様性を伝えることに繋がると思っていました。

今の自分たちの現状に対する自戒を込めて・・・・・

という訳で真夜中の勉強会。
業務店の有志の方を募りひっそりと始めた勉強会です。
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勉強会といっても堅苦しく長々と話があったりはしません
受け身にならない程度の適度な説明と
ゆっくり座って一つのワインと向き合う時間を作る事。
そして単なる飲み会にならない事。←これが難しいです(苦笑)

実際にやってみると
慌ただしい毎日の中で意外とこういった時間を持てていない事に気づいたりします。
というか出来てなかった。

もちろん希望者募集中です。
ただ、大勢でこういった会をするとピントがぼけやすいので
小さな集まりを色々な人達と回数を重ねれれば面白いだろうなぁ~
....あくまでも体がもてばの話しですが(笑) 

さて、次は何をしようか?

                                            E.FUKUI
by wine-fujimaru | 2011-08-13 21:20 | ワインへの想い | Comments(0)

ワイン商

2年ぐらい前だろうか、
料理評論家の門上さんが朝日新聞の夕刊の記事で
私自身のことを取り上げていただいたのですが、
その中で私の職業を『ワイン商』とよんでくれた。
(1面の3分の2ぐらいの大きな記事だったのですが
もう十何年会ってない人から連絡があったりした。やはり新聞ってすごいね。)

ワインショップの店員ならフランス語でカヴィストと呼ぶのだろうが、
私の場合、店からも飛び出してるのでいまいち当てはまらない。
初対面の方に何かわかりやすい肩書はないかなぁと思っていたところでした。

フランス語でネゴシアンと呼ぶとなんか大層だし、
このワイン商という呼び方は自分にピッタリな気がしてかなり気に入ってました。

続きはこちら
by wine-fujimaru | 2011-01-20 17:54 | ワインへの想い | Comments(2)

国産ワインな理由???

最近、色んな方に言われます。

FUJIMARUは国産ワインに力入れてるんやね!と。

ふと振り返ると、そういえば最近国産ワイン関連の記事が多いなぁと実感。
実は自分ではそんな感覚はまったくありません。。。

なので、ちょっとだけ説明をば。。。

まずは私たちのコンセプトを確認。

『自分たちが行ったことのある産地、
もしくは会ったことのある生産者のワインを重点的に扱う。』

なので、美味しいチリワインと出会うことが多くなってきたから
これはチリに行かねば!とこないだ訪問してきたのです。

私たち、ワインショップの存在意義は『伝えること』
これをショップがしないのであれば、インポーターさんが直販すればいい訳です。
右から左に商品を流すだけならヤマトさんが酒屋になるのが一番良いと思います。

もちろん私たちが100%できているとは思いませんが、やろうと志しています。

国産ワインも一緒。
美味しい国産ワインが沢山生まれているから
あ、行かなくちゃ!と訪問するようになったのです。

なので、力を入れているというのはちょっと違ってて
正確にはただ美味しくて個性のある(これ重要)ワインがそこにあるからなんです。

なので、輸入ワインの比率が下がる訳でもありませんし、
国産ワインばかりを薦める訳では全くありません。

私の最大の夢は『日本の1人当たりのワイン消費量が2倍になること。』です。
(あ、とうとう言ってしまった・・・)

その為に美味しくて個性的でコスパに優れたワインを広めなければいけません。
そして、ワインは舶来のもの、特別なもの、という感覚を変えなければ
常に敷居の高いものになってしまい、消費量を上げることはできません。

そして、もっとも大切なこと。
ワイン屋だからワインの消費量があがるのは嬉しいよな、と思われるかもしれません。
もちろん沢山売れたら嬉しいです(笑)

でも、ワインの本質を私はこう考えます。

ワインは人と一緒に飲んで語って楽しむもの。

10年以上前ですが、ある有名な方がワインのことを『話飲』と書いてくれました。
背中に衝撃が走ったのを今でも鮮明に覚えています。

家族と、友人と、仲間と一緒に飲んでこそ楽しいのがワイン。
食卓を囲み、一口でもワインを飲み、気に入ってもいらなくても感想を言ってみる。
それだけでも会話が変わるはず。


今の世の中に必要だと思いませんか?


私は国産だろうが輸入だろうが自分が美味しくて個性的なワインが好きです。
なので、私の中ではその垣根は全くありません。

日本人だから国産を飲むべきとかも全く思いません。
だから、創業時にまったく取り扱いがなかったのです。

ただ、輸入ワインと国産ワインでは私たちの実生活との距離感が違います。
だって、今、このブログを読んでいる間にも
南大阪の素晴らしいブドウ畑が宅地になっていっているのです。
山梨の樹齢の古い区画が誰にも世話されずに朽ちて行っているのです。

あの景色を、ワイン造りの文化を守りたいのです。

だから少しだけアピールすることは許してください。

そして、できれば皆さんも輸入だから、国産だから、という垣根をなくして
誰かと一緒にワインを楽しむ時間を増やしてほしいな、と思います。


P.S.私の最近の記事が色んな波紋を呼んでしまったようです。
ちょっと長めになりましたが、補足させていただきます。
by wine-fujimaru | 2010-09-18 17:37 | ワインへの想い | Comments(2)

ワインへの想い

お店をオープンするにあたり、私のワイン観、ワインへの想いを少しお伝えしたいと思います。

4年ほど前、
私は街場の小さなトラットリアでソムリエをしていました。
ワインは自然派ワインがほとんどでしたが
当時はまだ自然派ワインに対して悲観的なコメントが多かった時代で
飲みなれない方も多く、辛辣な意見を受けたこともありました。
逆に造り手自身も不安定な時期だったのかもしれません。
確実に手応えがありながらも、自分の味覚を疑ったこともありました。

2年間海外で放浪し、日本に帰国。
するとどうでしょう、世の中はビオワインだらけ。
自然派でなければ駄目なんて方までいらっしゃいます。
私は間違ってなかった!と胸が熱くなりました。

しかし、ビオと呼ばれるものすべてが美味しい訳ではないのも事実です。
そして、生産者の中でもビオと言われることを拒む方もいらっしゃいます。
中途半端なビオの生産者と混同されるのを嫌がっているのです。

じゃあ私たちは何を基準にワインを探せばいいのか?

そしてワインにとって大切なことは何か?

それはお客様が飲んで《美味しい》と思ってもらえるかどうか、それが全て。
そもそも私が自然派にハマッた理由は
自分が美味しいと思って生産者のことを調べていたら
そのほとんどが自然派のワインだったからです。

当店は私が選びに選び抜いたセレクトショップです。
結果として自然派ワインが中心になっていますが
綺麗な優しい味わいで、個性のあるワインを集めたらそうなっただけなのです

正直言うとレストランの仕事に未練たらたらです。
美味しいワインや料理を召し上がったときに出る笑顔を直接見たいという気持ちは
今も強くあります。

でも、ワイン産地を周り、多くの造り手たちに出会い、
そして遂には自分も畑に入り、いち労働者として働きました。
そこで私は造り手の努力、情熱、信念がどれほどのものかを知りました。
ワイン造りがどれだけ大変か、
こればかりはやってみないとたぶん誰にもわからないでしょう。
きっと文章でも伝えきれるものではないと思います。
それを私はわずかながらでも知ることができました。

どうしてもこの造り手たちの想いを伝えたい!
ワインはただのモノではない!

だから今のところ不特定多数向けのネット販売は考えていません。
決してネット販売が悪いというわけではありません。念のため。
ワインをもっと日常へ、手軽に楽しむためにもネット販売は大事ですし
すばらしいネットショップは沢山あります。
そして何よりもネット販売も立派な対人販売だと思います。

ただ私は造り手たちが1本1本丁寧に造っているワインを
私も1本1本手渡しで売りたい!
ワインとともに私が経験してきたことや
ソムリエだからできるワインの飲み方や、料理との組み合わせの提案などを
ボトルと一緒に持って帰ってもらいたい。

私の中では今も私はソムリエです。
私の仕事は何も変わっていないのです。
ただワインショップのほうがもっと自由に動けるんじゃないかと思っただけなのです。

食べ物も好みが分かれるように
ワインも同じように好みが分かれます。
だからこそナビゲーターが必要なのではないでしょうか?

黒門市場の買い物帰りのおばちゃんが
魚や野菜をひっさげて
『これで煮物作るんやけどワインは何がええのん?』
と来てくれるようになれば私は本当に幸せです。

色々言いましたが
ワインは決して難しいものではありません。
飲んで美味しければそれでいいと思います。
でも、ちょっとワインのことを知れば、より美味しく楽しめるはずです。
騙されたと思って、ワインを少しかじってみませんか?
きっと歯止めが利かなくなりますよ~。
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by wine-fujimaru | 2006-03-22 23:39 | ワインへの想い | Comments(6)


大阪・日本橋のワイン屋の日常


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