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日本ワインガイド

あなたはもう『日本ワインガイド』を手にしましたか?

っていう言葉が出そうなぐらいツイッターなどでは話題になっている本があります。

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日本ワインガイド ~純国産ワイナリーと造り手たち~

著・鹿取みゆき 虹有社


たしか鹿取さんから本のことを最初に聞いたのは去年の初秋。

首をなが~くして待っていたのですが
私の首がなが~くなった甲斐がある濃厚な本が、先日出版されました。

いや、そんな軽く話せるようなレベルではない、
とんでもなく素晴らしい本が生まれました。


私はこれほどまでに『伝える』という仕事を徹底されたワイン本を知りません。

日本ワインが抱える、ある『問題』を根底に流しながら
生産者の想いやキャラクターを緻密な取材によって浮かび上がらせ、
難解なワイン用語も事例とともに解説することによって
より深みをまし、まるでひとつの物語を読んでいるかのよう。

これは日本ワインの教科書であり、辞書であり、『バイブル』のようだ。

手に取り、さっとめくっただけで、
ワインラバーなら誰もがこの本の『異質さ』を感じるだろう。

それはこの本が分厚く、重いからではない。

500ページを超えるページ数、
びっしりと埋め尽くされた文字、
特殊なレイアウト、

まず、中身を読む前に圧倒されてしまう。

そして、内容の濃さ。

この内容をたった一人で書きあげたというのだ。

これがいかに大変なことか、分かる人なら涙するのではないだろうか。

ただし、分かる人なら著者一人ではこの本が生まれなかったことも見抜くでしょう。

膨大な情報量に比例したであろう取材に応じた生産者、
そして、おそらく著者のわがまま(笑)に最大限応えた編集者、

この3者が最後まで諦めずにやり遂げたことが本当に凄い。

日本ワインに興味がある方だけでなく
そうでない方にもぜひ読んでほしい、と鹿取さん。

個人的には、ぜひワインに携わる方は一度は手にとって欲しい。

『ガイド』と書いてあるが、ありがちな『ガイドブック』のガイドではなく、
『ワイン』の本質に導いてくれる『ガイド』なんだと思う。

***ワインショップFUJIMARU、
もしくはパピーユジャポネーズでも販売していますが、
アマゾンなどでも売っています。***
by wine-fujimaru | 2011-05-22 23:23 | FUJIMARUの本棚 | Comments(0)

たまにはこんなのどうですか?

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「ロスチャイルド、通貨強奪の歴史とそのシナリオ」

ロスチャイルド家といえば、ラフィット、ムートンをイメージするのがワインラバー。
実は想像を絶する巨大な一族だったりします。
(日本とアメリカの国家予算を足しても彼らの財力には勝てない!?)

書いてある内容が一部憶測だったり、
イメージを植え付けようとしている感もあるのですが
3割が真実だとしてもびっくりするような内容ばかりです。

マニア度120%の本です!

あ、ちなみにワインのことは出てきませんのであしからず。
by wine-fujimaru | 2009-12-11 15:47 | FUJIMARUの本棚 | Comments(0)

イタリア・ワイン・ブック

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あ~懐かしい本が出てきました。
著者の出石さんは元インポーターさん、
っていうかまた元の会社に戻ったのかな?
最近、広告でお顔を拝見しましたし。。。

私がレストランでソムリエの仕事をする前ぐらいだったかなぁ。
出石さんが当時のリストランテに営業に来てました。
こんなスラッとした綺麗な方がイタリアワインの本書くのかぁと思ったことがあります。

で、この本、
そんな著者のイメージとはちょっと違っていて
本当に足で稼いで、一件一件、生産者を訪問したからこそ得た莫大で正確な情報量と
情熱的だけど、その感情を抑えながら知性的に書こうとしていて
でも、やっぱり抑えきれなくて想いが溢れていて・・・良い本です。

実は、この時までイタリアワインにあまり馴染めなくて
お店でもフランスワイン担当だったんですよね~。

でも、この本に出会ってからプライベートでもイタリアワインを飲むことが多くなって
いつのまにか大好きになってしまいました。
(結局は全部大好きなんですが・・・)

改訂されているかどうかはわかりませんので
情報がどれぐらい新しいものかはわかりませんが
当時のイタリアワインの本の中では圧倒的な取材力だったように思います。

一度、手に取ってみてくださいね~
by wine-fujimaru | 2009-11-11 16:51 | FUJIMARUの本棚 | Comments(0)

最も役に立った本

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ワインを仕事にしてから最も実務に使えたのがこの本かなぁ。

なんせワイン用のブドウ品種が800種類も書いてあって
原産国やクローン、味わいから歴史に至るまで詳細に書かれています。
マニアックですが、ブドウ品種の百科事典みたいな感じでずっと使えています。

そういえば、この本で初めてジャンシスの名前を知ったのですが
その時は男性だと思ってました。。。

問題は、かなり前に廃版になっているので
探すのが難しいかも知れませんね。

もし、ネットや本屋で見つけたら若いソムリエさんたちは必ずゲットしましょう!

《ワイン用葡萄ガイド》
by wine-fujimaru | 2009-11-10 14:15 | FUJIMARUの本棚 | Comments(2)

シャンパーニュデータブック

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あまりガイドブック的なものは読まない私。
でも、この本は買いました。

大手生産者の広告のような○○お勧め!みたいなガイドブックとは違い、
純粋に、そして、客観的に情報が掲載されています。
多分、毎年更新されているのかな?
最近2009年版が本屋さんにあったような気がします。

ただ、注意点として掲載価格が年によって大きく変わってきます。

私が持っている2007年版と現在の市場価格とは大きく差があったりしますので
実際にシャンパーニュを購入する際は気をつけた方がいいでしょうね。

いずれにせよ、シャンパン好きな方のバイブルになれる本だと思います。

藤丸
by wine-fujimaru | 2009-11-05 17:43 | FUJIMARUの本棚 | Comments(0)

こんなのもあったなぁ。。。

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ワイン本ネタ、しばらくイケます(笑)
(なぜか反響大きいんですよねぇ)


《フランスワイン、とっておきの最新事情》

次はどれを紹介しようかなっと本棚を漁っていると隅っこに小さくなっていたのがこの本。
(いや、文庫本なので本当に小さい)

え~、最新事情となっておりますが、私が購入したのが99年。
10年も前なので、一昔前の事情にはなってしまいます。

この本のいいところは、AOCや細かいワインの知識はなくても理解できるネタが満載なので
知ったかぶりするのにはもってこいの本!
ではなくて、
ワイン業界のいいことや悪いこと、事件なんかも書いてあるので
業界人だけじゃなくて、一般の方が読んでも面白いと思います。

今も売ってるのかは知りません(無責任ですね・・・)
でも、運よく見かけた方はおためしあれ!

藤丸
by wine-fujimaru | 2009-11-04 13:55 | FUJIMARUの本棚 | Comments(0)

おすすめワイン本

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今日もワイン本のご紹介です。
飽きたという方もこの本は読んでみてください。

ただ、これまたちょっとアカデミックな本です。

《ワインの科学》

ワインを飲んでいて普段気になるようなことが科学的に説明されています。

ブショネや還元はもちろん二日酔いや飲酒が健康に及ぼす影響なんかも。

濃い~本ですが、色んな謎が解けていくのが楽しくて一気に読み流したのを覚えています。
ただ、これも理解するのには時間がかかるので3回ぐらいは読み返しましたが・・・

藤丸
by wine-fujimaru | 2009-10-29 14:38 | FUJIMARUの本棚 | Comments(0)

おすすめワイン本

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あ~、こういうネタだけでよかったら毎日更新できるんだけどなぁ。。。

続けてマニアック度☆☆☆のワイン本です。

《シャンパン 泡の科学》

尊敬する立花峰夫氏訳のこの本は、はっきり言って文系の人間が読んでも???
物理や化学の知識がないと言葉自体が意味わからん!

私自身、途中で何度か挫折しました。
なんせ開けば3秒で寝てしまう、睡眠導入剤みたいな本なんです。
確か3ヶ月かけて、パソコンで逐一調べながら、なんとか読み終えた記憶があります。
(一番時間がかかった本かも?)

グラスの中で泡はどうやって生まれるのか?

塵ひとつないグラスに注いだシャンパンは泡立たない?

シャンパン1本の中に詰まっている泡の数は?

などなど。

シャンパンを飲むなら、まずこの本を読んでから・・・なんてことは全く思いません!
お願いですからお店でもこんな質問するの、やめてくださいね。。。

藤丸
by wine-fujimaru | 2009-10-28 00:09 | FUJIMARUの本棚 | Comments(0)

おすすめワイン本

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最近、ちょこちょこワインのお勉強本の記事を書いたら
意外といろんな所から好評で、シリーズ化してほしいと。(無理です!)

で、とりあえず新しく資格を取った方向けですが、

《フランスAOCワイン辞典》

AOCの細かい解説入りなので
どんなAOCか見当もつかないという方にはかなり助けになるんじゃないでしょうか?

代表的な造り手のボトルの写真が載っていますが
宣伝っぽくないのも好印象です。
値段(5000円)もそれなりにしますが、
永久保存版的な本なので利用度を考えると安いでしょう。

備考;とっても分厚く、重い本なので購入するときは、タイミングを考えて。
    買い物途中に買ったりすると必ず後悔します(笑)
    (ボルドー大全とか、そんなクラスの重さ)
by wine-fujimaru | 2009-10-27 15:32 | FUJIMARUの本棚 | Comments(0)

この本、なかなか凄いですよ!

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ワイン関係の書籍もここまで来たか~という感じです。

私たちがワインの勉強を始めた時は、
こういう本って本当に少なかったですよね~。

情報がないから、私なんかは海外に旅立った訳だし、
ネットでの情報量も今ほどじゃなかったです。
もう現地に行かなくても情報は何でも手に入る時代なんでしょうか。

さて、この本、オーストリアの生産者のことなどが書かれているんですが
そこにたどり着くまでにとっても濃いワインのお話が載ってます。

ソムリエ試験に合格した方たちには
是非、一度読んで欲しいなと思う本です。

きっと気づいてくれると思います。
ソムリエ資格の取得はゴールではなく、スタートだと。
by wine-fujimaru | 2009-10-23 15:24 | FUJIMARUの本棚 | Comments(0)


大阪・日本橋のワイン屋の日常


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